継体天皇の出自をめぐる系譜。『古事記』は継体天皇を応神天皇五世孫、『日本書紀』は父・彦主人王を応神天皇四世の孫とし、両書の記述は完全には一致しない。水野祐『増訂日本古代王朝史論序説』(1952年)以来の「王朝交替説」(継体天皇を近江・越前の豪族出身の新王朝開祖とする説、直木孝次郎らが支持)と、皇統の連続性を認める立場とが対立しており、学説は現在も分かれている。